ヨコノート

金谷ヨーコのブログです

ペーパーライクフィルム、紆余曲折!

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暑くなってきました。
も、もう夏が来るんでしょうか…?
さて今日は前回の記事の続きです。
 


 
 


 
 
100枚入りのA4のOHPフィルム。。。
当時美術もまだやってたので、なにか作品作りに使えるかもと思って買ったのでした。長年、共に移動してきたのですが。。。多分前回の引っ越しのときに捨ててしまったのでした(涙) 
いざ使い道ができたと思ったら…こういうものですよね…。ため息。
 
 
 
…というわけでちゃんとしたものを、
と 買ったフィルムがこちらです。↓

 
書くのが文字だけならあまり関係ないのですが、ipadの画面のツルツル具合に硬いペンシルではホント絵が描きにくくて…。
なので
紙に描いているかのような摩擦が起きる「ペーパーライクフィルム」をお買い上げです。
 
 
今までペーパーライクを買い渋っていたわけは、
すでにブルーライトカットのシートを画面に貼っていたためです。
ブルーライトがあると私の目は猛烈に痛くなります。
なので旭硝子の日本製の良いやつをproにもmini にも貼ってあったので
これ以上シートを貼ると画面がどーなってしまうんだろう?という不安があったのでした。
しかし潤沢にあると思ってたOHPフィルムは残り9枚。
予備を買い足すほど描きやすいというわけでもなく。
今回 良い機会だと 思い切って少し高めのペーパーライクを買ってみました。
 
初・ペーパーライクの結果は…
 
まぁまぁ…かな。。。です。
描き味は、
確かに滑らなくなって線がひきやすくはなりました。
画面の見え方ですが、
白黒やはっきりした色は問題ないです。
私の購入したペーパーライクは少し高めなだけあって色味自体も変わらなくてGood。
ただ、カラーの微妙な水彩筆の筆跡が見えにくくなり不便です。
 
見た目の印象としてこう変わる感じ↓
 
これが

こんな風に。↓

(伝わりやすいように少し大げさに加工してます。)
 
も少し細かい粒子ではありますが
こんな風に画面が見えてしまうため、水彩の「微妙な」筆跡はとりあえず見えにくいです。
緻密なチェックが必要な方にはこういったフィルムは無い方がいいかも。
 
しかし当面は描き味優先ということで
私は仕方ないのでipad miniに画像を移して最終チェックしてます。
 
 
ーーー
さて
 
OHPフィルムのときにペンシルの先に塗っていたシリコンですが…
 
なんとこれです!
 

 
目地の補修などに使うやつ。
 
これをアップルペンシルの先に薄く塗って乾かします。
 
 

 
アップルペンシルには替え芯がついてるので、1つに塗っておき
剥がれてきたらシリコンが乾いたやつに付け替えて使う。
 
(木工用ボンドやゴム製ボンドも試しましたが、木工用ボンドは滑ってしまい、ゴム製ボンドは薄く塗れず反応が悪くなりどちらもダメでした。)
 
 
このペン先でOHPフィルム(ザラザラしている印刷面を上)に描くと
なんとなーく滑らない感じです。ザラザラはわずかについているだけなので、シリコンをペン先に塗ることでちょうど良い摩擦が起きました。が、
筆圧によってはシリコンがヘタってツルっと滑ると思うので、万人向けの仕様では無と思います。
かなり筆圧の弱い人のみ有効かも。
シリコンは、
描いたあと画面に油分が残るので、たまにフィルムを拭かなくてはなりません。
ペン先に練りゴムがくっついてる感じで、シリコンが乾いたあともティッシュで拭えばペン先からポロッと落とせます。たまにシリコンを指でつまんでペンの形を整えて描いたりしてました。
描き味はペーパーライクの方が断然上ですが、色を頻繁にチェックしたい場合はこっちの方が良い?…かな?  うーん微妙。。。ま、一長一短です…。(ペーパーライクの方が描きやすいのは確かです)
も少しアップルがペンシルの書き味を改良してくれるとパーフェクトなんだけどなぁ…。
 
ベタっと貼ってしまう通常のフィルムより
OHPのときみたく角をメンディングテープなどで留めておいて、気軽にめくれる仕様の方が私は使い勝手が良いと思います。
このペーパーライクがダメになってきたらOHP に戻すかも。
 
というか、めくれるペーパーライクがあればそれが一番かな…。
 
しかし、pro とクリスタのお陰で
場所を選ばず描けるのは本当にありがたや…!
 
ーーー
ところで
先日、過去のアナログ原稿を掘り起こして
いろんなことを思い出したりしてました。
 
 
アナログ原稿を見ると、当時感じていたこともよく思い出せるみたいです。
手仕事と脳が連動しているからかもしれません。デジタルが便利だけど
たまにアナログでも描いた方がいいんだろうな…と思ったのでした。