今日は久々に日常のことです。
こないだ起こったショッキングな事件について…
冬の間、
快適におひつを使っていましたが
先々週あたりだったか…。
雨ばかり降ってたときにこのカビ事件が起こりました。
おひつの蓋を開けたとき…
ご飯が腐ってるでもなく、フワーっと。。。カビたちが。
びっくりしました。
すっかり食欲が失せましたが
米を取り除いておひつを洗ったらおひつ自体に被害はなく、綺麗になったのでとりあえず一安心。
と、思いきや
おひつを洗っていて気になったことが。
ところどころにおひつの黒ずみが心なしか増えたような…。
いや、増えてる!!
買ってまだ一年経ってないのに…
これもカビ??
焦ってネットで調べまくったところ、黒ずみは木からでる「タンニン」らしいとわかりました。
よく古いおひつって真っ黒になってますよね。
あれは、タンニンが米のデンプンに反応して起こる黒ずみらしいです。
別に体に悪いものではないらしい。。。
が見た目が良ろしくない。
今のうちにどうにかこの黒ずみを食い止めようと
おひつメンテを行うことにしました。
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※わかりにくいけど
隅の方、特に濡らすと黒さが目立つ
おひつをたわしと水でゴシゴシ洗ったら
かるく水気をきって
扇風機に当てて(あるいは外の日陰で干して)充分に乾かし…
乾いたら、酢水で内側をふく。
そして一晩よく乾かして、
次の日 また酢水でふく。。。
このよーに2日続けて酢でふいたら黒ずみが取れました!!
もとの白っぽい木目に戻った。
は〜よかったー!
前に おひつのふちの上にご飯がひとつぶ乗っかっていたのに気がつかなくて、そのまま蓋を閉めてしまったことがあったんですが、蓋でふちの上のご飯粒がギュっと潰され、洗ったあとにそこの箇所だけ黒ずんでしまいました。
写真左下のふちのとこ。黒ずみができてた…。これも白く戻りました。
黒ずみはアルカリ性なんですね。理科の実験みたいで楽しい。。。
ご飯も恐る恐る一晩置いてみて…大丈夫でした。ふう。
放置は一晩までですね。
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黒ずみ防止のため使う前に軽くおひつを湿らせるんですが
不織布を湿らせその布で内側をふいてから、炊き上がったご飯を入れることにしました。
以前はおひつの内側を水でくぐらせ それを布巾でふいてましたが
もっと水気を減らすため湿らすのはおひつをふく不織布の方に。
こうすることであまりおひつが湿りすぎないのと
布巾より衛生的かなと思いまして。(布巾を煮沸とか漂白とかしてないもんで)
カビ対策しつつの黒ずみ防止策です。
酢水でふくときもこの不織布使ってる。洗って繰り返し使えて最後はお掃除に活用…
そして
ご飯を2日間以上おひつに入れっぱなしにしない!
これをこれからの季節徹底することに。
実家の電気釜のご飯も最近はやはり窯に入れっぱなしでは3日はもたないとのことで、改めて油断していたことを反省。
気をつけなければいけません。。。
おひつにひっついてるご飯は水を入れるとすぐとれる。
取れた米粒は味噌汁の具にしてます。
おひつを洗うときは時間かけずささっと洗って扇風機あるいは外ですぐに乾かす。木だから水にさらし過ぎない。
そして二回に一回は乾燥後に酢水でふく。。。(中和)
このよーに大切に使っていこうと思います。
鍋で炊いてるので日によって炊きムラが出たりします。でもおひつに入れたご飯は水分がほどよくなり本当に美味しいです!これからもずーっと使うためにお手入れ必勝なのでした。
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