冷蔵庫の話

 
今日は冷蔵庫について…です^ ^
 

味噌も常温保存、
そして冬はコンセント抜いてるのでした…。 
 
 
ーー
 
先日この本を読みまして…
 
なんと、家電を一切放棄した生活をしている作者による
潔くもカッコいいエッセイです。
寂しい生活

寂しい生活

 

 

 
この本に出てくる
「冷蔵庫が生きるサイズを見えなくする」にはすこぶる同感です。
 
しかし
私のそもそもの冷蔵庫嫌いの発端は違うところにあって
都内でネームの練習をしながら暮らしていた時期にあります。
 
その頃、放浪生活に見切りをつけて手に職を得ようと漫画家へ転向したわけですが、
雑誌の編集が担当に付いてくれて、指導を受けながらいろいろネームを猛烈に書きまくっていた時期でした。
 
この時期ある意味ミニマリストというか…
父の事務所の余っている部屋を間借りして
この方のような暮らしをしていました。

 

年収90万円で東京ハッピーライフ

年収90万円で東京ハッピーライフ

 

 

なんとしてでもコマ割りができるようになるためにネーム以外はやらない。今までいくつも掛け持ちして働いたりもしてましたがとにかく全く初めての試みだったので時間が惜しく、働くのすら極力セーブ…貯金で生活です。
そんなとき、自分の机が事務所の直冷式ワンドア冷蔵庫の隣にあって、そのモーター音がうるさくてたまらんかった。
ネームが出来ず苦しんでいるときにそのモーター音がやたら耳につくのです。
ブーン…ブーン…ゴトっ(←製氷の音?)
と。
 
冷蔵庫に入ってるものはマーガリンくらい。マーガリンのためにデカ過ぎるこの箱、そしてなぜいつも通電中なんだ…!と
ブチ切れてコンセントを抜き、日々唸りながらネームと格闘していました。
そのときはまだ栄養バランスとかちゃんと考えてなくて、一応 自炊はしてましたが うどんにテキトーな具を入れて食べるくらい。おまけに住んでいた古いそのビルは一階がスーパーだったので冷蔵庫は使わなくて済んだのでした。
しかしそれ以来
冷蔵庫のモーター音と苦悩の日々が結びつき
冷蔵庫=モンスター
みたいな図式が私の中で出来あがったのでした。
 
 
ーー
そういうわけで、
引っ越して冷蔵庫いよいよ買うときも一人で持ち運べるよう(いつでも売りに行けるよう…汗)出来るだけ小さいものを、
そしてやはり台所には置かないという処置をとっているのです。
 
以前はリビングから離れた北部屋に置いてましたが
最近納戸にコンセントを引き入れ…

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プチ 改築中
 
うるさかったら納戸のドアを閉めれば良いので、これにていよいよ安心し
冷蔵庫をありがたく使っております。
 

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廊下にある納戸に設置。↑
 
しかし先ほどの「寂しい生活」という本ですね、
本っ当〜にいろいろ考えさせられました!
作者さんが電気なし生活に踏み切ったのは原発の事故があったからだそうで、
私も
「金の奴隷になってはいけない」
その最たる象徴であるのが原発だと思っています。
こんな小さな島国に何十基も必要はなかったし(当時46基だったじゃなかったでしょうか、違うかも。うろ覚えですいません)、計画停電の時だって結局 原発を使わなくたって電力は足り、乗り切れることが当時証明されてしまいました。にもかかわらず地域の有力者たちが助成金欲しさと経済活性のため安易に原発を乱立させ、未だ稼働9基、運用中33基、廃棄中が26基、そして建設中ってのもある(←驚愕)のです。(wiki調べ)
原発は停止中とはいえもちろん物理的に停止はできはせず、凶器のままです。
この原発の多さって世界でも類を見ないほどです。他の先進国に原発が何基あるかを調べれば一目瞭然です。地震の多いこの国で正気の沙汰とは思えない…。日本は平和で安全な国って言うけどそれって本当?と思ってしまいます。
立山に行ったときも海岸線をバスで走っている途中、原発が立っているのをみて暗澹たる気持ちになりました。
 
ーーー
話を戻しまして…
 
とにかく電気を使わないとなると、昔の人の知恵に頼ることが多くなり
生活が豊かになっていく様が生き生きと描かれてます。
寂しい生活

寂しい生活

 

 

 
炊いたお米をおひつに入れておけば、抗菌作用で夏でも腐らず
しかも余分な水分が吸収されご飯がより一層美味しくなると言うのです。
 
それを読んでどうしても欲しくなって…迷いに迷いましたが…
買ってみました!木のおひつ。
 
木曽工芸 木製 おひつ 江戸型 木曾 さわら 【3合用】

木曽工芸 木製 おひつ 江戸型 木曾 さわら 【3合用】

 

 

 
もう少しシンプルな形の「曲げわっぱ」と迷いましたが、
ご飯を保管するということで考えると、より木の厚みがあるこちらの桶タイプの方が
水分調節がうまくいくような。なのであえてこちらを…。
この夏、ご飯炊くたびにラップで包んで、冷蔵庫入れて食べるときにチンをして…と
このルーティンでしたが
これってゴミは出るし余計なエネルギー使ってるということで、よくないなーと。
 
値がはりましたが、職人さん達が代々受け継いできた技術に感謝を込め…こういうところにぜひお金を使っていきたい。ずっと大切に手入れしながら使うつもりです。
 
先日届きまして、酢水を貼りアクを抜き準備しました。
そのうちレビューしたいと思います。
 

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他にも、作者さんが自宅で火鉢を使ってみた話とかの逸話もあり
電気を使わないことで見えてくる生活がすっっごく面白かったです!
(火鉢に関しても私は長年疑問でした。火をおこすのに換気を第一に考えなきゃ一酸化中毒で命に関わるので、昔の人ってそんなしょっちゅう窓開けてたの?と不思議に思ったものです。それとも昔の住宅はすき間風がすごかったのかなぁとかと考えてました。ですがそういう問題じゃなかったんですね!目から鱗でした。)
 
また、こちらも面白かったです。↓
魂の退社

魂の退社

 

 

 
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あと、別の方の本ですが
冷蔵庫がない人の話はこちらにもチラッと載ってます。

 

ゆるエコ無理せず、楽しく、あるもので (単行本)

ゆるエコ無理せず、楽しく、あるもので (単行本)

 

 

こちらはお子さんやご家族がいてもエコできる、と言うエッセイ漫画です。
私も堆肥づくりは団地にいながら数年間チャレンジしてみたんですよね…。
まぁこれは…紆余曲折あったのでこちらもいずれ機会があったら書いてみます。
 
私も最近茶殻をまいて
台所を掃除してます。
掃除機はカーペットとか布団とかにたまに使うだけ。
少しの場所ならほうきとちりとりがベストです。
おまけに茶殻でホコリが舞わず髪の毛も絡め取ってくれる。
茶殻がないときは新聞紙を濡らして細かくちぎって丸めてまいてもOKです。
 

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前までルンバあったらいいかなーと思ってましたが。
ウチは茶殻とクイックルワイパーで十分だったのでした。
 
 
ーーー
おまけ
 
 
 
先週
久々に都内に行ったので
神保町に寄ってみたら
 
古本市が開かれてました!
 
 

 

すんごい人…そして本の山。

 

 

 
 
お目当ての資料を購入しました。 (た、高かった…汗)
 
夏終わりにちょっとゴタゴタがありまして、9月ごろから始まる予定だった漫画の仕事が遅れてたんですが
こないだようやくプレゼンに入ったと連絡があったので、滞っていたネーム作業に精を出しています。
遅れ気味な期間もちょうどぽっかりうまい具合に空いたので
泊まり込みの瞑想のカリキュラムに出れたりして、(1週間泊まって習った!濃かった〜…!)
そしてそのちょい前に
今進行中のものとは別の作品のアイデアも浮かび…
 
そちらも本気で取り掛かる流れになったので
並行して構想の作業を行うことになり
神保町には
その新しい作品のための資料を買いに行ったのでした。
 
 
瞑想で本当に元気になったので
こういう人混みに行っても大丈夫になったし
脳を使っても疲れなくなったし
 
本は買えたし
すごい人が同じ世界に生きてるし
そして実際に会えるし
 
最近感じるのは
今まで起こってきたことが
点だったら
それをつなぐ線が見えるということ。
まるでワンダーランドに住んでいるみたいな気持ちになります。
今までと特に生活自体は変わってないのに。
真に求めていたものがわかってきたら、世界が変わったように思います。
ようやくやりたいことが見えてきたのかもしれないなーと思うのでした。
 
 

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