ヨコノート

金谷ヨーコのブログです

インドの思い出

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最近、インドの屋台の動画を見るのにハマっていまして…
youtubeの「今日ヤバイ奴に会った」さんの動画が面白すぎです!
観てると
インドに行ったときのことを思い出して元気になります。
 
私の場合は
初めてのインド旅行の際、一番最初に降り立った空港がカルカッタ(現在のコルカタ)の空港でした。
 
 

 
初心者でいきなりカルカッタ…。今にして思えば…(ツアーでもなんでもない個人旅行だったので)わりと無謀だったかも。
 
空港を出たとたん今まで見たことのない光景にものすごい衝撃を受け
外に出て即 鬱になりそうになったんですが
 

 
しばらくして、ボロまとった人々は別段こちらに寄ってくるわけでもなく
彼らには彼らの生活があり秩序があり、
ここは安全な国なんだなということに気づくのにそんなに時間はかからなかったです。
(街中で牛がゆったりくつろいでいたし)
そして結局インドが気に入って、7ヶ月もとどまることになったのでした。
 
空港からのタクシー移動のときに貧民街を通ったんですが
今にして思えば当時、あそこにマザーテレサがいたんだなと思い出したりします。
 
 
 
最近この本を読んで↓、
 
 

 
じみへんの作者による超絶ミニマリズム・エッセイ。
 
「憧れの2枚 マザーテレサ(持ってる全衣服が2枚のみ…だったそうです)
というイラストが出てくるんですが、それでこのカルカッタでのことを思い出したのでした。
 
 
 
 
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あとインドでも特に強烈な体験として
こんなことがあったのを覚えてます↓
 

 
 
 
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インドの列車はいつもドアが開きっぱなしなんですが
やはり寝台列車もドアが開きっぱなしで、
どの町からどの町へ移動したかは忘れましたが
その開きっぱなしのドアから
夜にホタルの大群が見えたことを覚えてます。あんなにたくさんのホタルを見たのは初めてのことでした。
 
 
 
暑さに弱い私は
旅行中、常にへばってまして
見かねた親切な人が駅のホームで列車が来るのを待つ間、
自分の運んでいる香辛料の詰まった大きな袋をイス代わりにし、私を座らせてくれたりしました。
 
街をウロついているボロを纏ったインド人も私みたくへばってて
道路を渡ろうとしているその人が突然、
渡るのを諦めて中央分離帯で横になり寝始めたり。。。
そういう感じのところだったので居心地は良かったです。
 
 
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色んな国をバックパッカーとして旅行してみて思ったのは
インドは宿が多いし食事も豊富だし、どこに行っても人がいっぱいいて気温が高いのでとりあえず凍え死ぬ心配がないこと。(お腹を下すのは必至ですが…) なんだかんだで誰かに助けてもらえるし、物価が安いのでかなり旅行しやすい国だということです。
 
そんで、物を売る人(駅の窓口など)たちは実にくだらないやり方で全力で人を騙そうとボッタクってきたりするので、こっちも
子どもみたいに本気で怒って応戦したりします。
道を聞いても6〜7割方の人が嘘をつくので、最低3人に確認しなくてはいけません。
この意味のない謎のウソは、インドでは
「知らない」と答えることは相手が気の毒だ、とりあえずなんでもいいから答えてあげよう。。。という気持ちから出る親切心らしいのです。
 
 
とにかくインドで何かしようとすると
なにもかもがスムーズにいかないので早々に諦めの境地に達します。
するとストレスフリーになり、今度はなぜか全てがうまくいく…という一種合理的な一面もあるのでした。
 
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いちどインドにハマると他の国では物足りなくなるという話がありますが、たしかに…納得です。
 
色んな国へ行ってみて、いわゆるカルチャーショックを受けたのは
今んとこインドとメキシコだけなのでした。
 
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今、健康のためにハタヨガを習ったりして
今度 瞑想も独学ではなくちゃんとした人から習ってみたいし、
またいつかインドに行ってみたいな〜という気持ちがムクムク育ってます。
いつになるかはわかりませんが…。
 
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そういえば
以前のブログ、アメブロにて
インドのチベット文化圏、ラダック地方に行ったときのことを「絵本日記」にしてます。ご興味のある方どうぞ。
 
リンク先〜↓(別ブログに飛びます)
チベットバスの旅」
 
 
 
それからこないだご近所に、この↑ラダック地方が大好きだというカレー屋さんの店主がいることを知りまして…。
そのうち行ってみよう!と思ってます。
 
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記事に出てきた本↓

もたない男 (新潮文庫)

もたない男 (新潮文庫)